認知症の方(特に混乱されて周辺症状の出ている時)への支援の仕方・・・ほんと難しいですね。
なんか勉強すればするほど、経験を積めば積むほど奥が深いと痛感する。
単純にAな時にはこう。 Bだったらこう・・・、なんて教科書にあるような対応法ならいくつも思い付くけど、それが全ての入居者さん達に、そして24時間365日どんな時でも通用する訳でも無い・・・。
なんでいまこんな状態なんだろ?
その時間帯は? 最近の体調は?
そうなる前に何かきっかけがあったのか?
対応するスタッフで違いはあるか?
表情は? どんな事を言っているか?・・・etc
そんな諸々の情報をつなぎ合わせて、そこから幾つかの『想像』を働かせてそれに合った(と思える)対応を試みる(『試行錯誤』)。
だけどその対応が一回二回で上手く当たって落ち着いてくれる、なんて事そうそうは無いでしょう。
仮に上手く行ったとしても明日はそれが通用するかどうか・・・。
要するに決まった答えを見つける事が大事なんじゃ無くて、その答えに行きつく為のプロセスこそが大事なんじゃないかと思います。