みやびの里便り 8月②

熱帯夜の秘密クラブ

夜になっても30℃を超える熱帯夜が続きます。

正直、毎日暑さでへろへろです。なので、夜な夜な秘密クラブ「ノンアルコールビールで夜を涼む会」を発足いたしました。

暑い夜だからこそ、冷たく冷やしたビールが喉を潤します。

一人で飲むのは少し気が引ける、と仰られていたAさんも、皆さんが飲むなら・・・と気づけば

誰よりもごくごく。手前側のソファーではOさんとIさんがドリフターズの動画を見ながら

楽しそうに飲んでいらっしゃいます。

Sさんの素晴らしい飲みっぷり
クーラーや扇風機だけに頼らない、楽しい「涼」の取り方を皆でしていけるといいですね。

包丁研ぎ職人

施設の包丁が最近あまり切れない事を相談したところ、

立ち上がったのはまさかのSさんでした。

「もう少し荒い砥石があったらもっといいんだがなー」と言いながら包丁を研ぐ姿は、

まさしく職人そのもの。

「カンナとかね、家具を作る道具は自分で手入れしないといけないから。包丁とかもね、頼まれてやってたよ」と仰られていました。

昔取った杵柄、というような特技が今でも活かせるってすごいことですよね。

最近のレクリエーション

最近はパズルにも挑戦してみています。

猫の絵柄やお城の絵柄など、皆さん各々お好きな絵柄でパズルを楽しんでいます。

Oさんは猫の柄を選んで挑戦中。

Oさんはスクラッチアートを久々に楽しんでいます。

スクラッチアートは、線や影を削って楽しむアートですが

削り方ひとつで絵の雰囲気ががらっとかわるため、同じものは絶対にできません。

毎回ちがった色が出てきて、それも楽しみのひとつです。

Sさんははじめ「パズルなんてできないよ」「私こんな難しいことできない」と自信なさげでしたが

スタッフと一緒に少しずつ挑戦。「あーでもないこーでもない」と

試行錯誤しながら、おひるごはんを迎え・・・

壊さないでね!まだ途中だから!!!と皆に協力を仰ぎ、

なんと、最終的に!

猫のパズルを完成させる事ができました!

鼻のつぶれたちょっとぶさかわな猫ちゃんのパズルを完成させて、

はじめの一言は「あらあなたそんな愛嬌のある顔だったのねー」でした。

夏の装飾

この日は花火大会の翌日。

「もう花火も終わっちゃったけど、何かさみしいよね」と突然会議がはじまります。

「花火の飾りでもしようか!」「いいね、消えない花火ね」と早速花火の飾りを作りました。

そして廊下や壁に張り出すとなった時、すこーしの事件が勃発

「こうやって飾った方がいい」

「いや、こっちのほうがいいでしょ」

「そっち曲がってる!」

どこにどのように飾るか?でほんのすこーしバトルが始まりました。

でも、こういった「私はこうしたい」というバトルは悪い事ではないと思っています。

「私はこうしたい」という意欲が出るのは、皆さんが自由に活動できていて

自分が作ったものに愛着があるからで。

愛着ができるほど、一生懸命創作に参加されていたということです。

最終的に上記の写真のような形で決着がつきました。

飾り終えたあと「うんうん、これなら奇麗だよね」「いい花火じゃない」とお互いをほめる時間がありました。

暑くても頑張ります

Mさんは最近洗濯物畳みにすごく精力的です。

自身のタオルはもちろんのこと、他の方の洗濯物が乾くと

「やるよ」「かしな」

と畳んでくださいます。

先日、ごますりの楽しさを思い出したAさん

もうあれからごますりはAさんのお仕事です。

実はつい最近、肩の骨の骨折をしてしまいようやく治ったところです。

無理がないように腕をうごかす練習として、ごますりを少しずつ行っていただき

少しでも腕がうごくように、日々努力されています。


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